検索
宙に浮く雨どい【丸真板金】
- 佐藤正憲
- 2018年7月30日
- 読了時間: 2分
代表の佐藤です。
本日は丸真板金工業様の現場のちょっと変わった雨樋の納めをご紹介いたします。

壁から持ち出すタイプの庇は通常玄関などで使用することが多く、また壁からの出が少ないため雨水が軒先から垂れてもあまり大きな問題になったりはしませんが、こちらのような大きなサイズでしかも3階から雨水が下に落ちるとそれなりの音と衝撃が出ます。
この庇には、雨樋を取り付けるための垂木も破風もありません。
しかしここでは軒樋が空中に浮くように納まっています。
当然、竪樋で支えているわけではありません!

裏から見ると、「あー、なんだ。当たり前か」となるかと思いますが、このような金具は一般的に流通していません。板金施工のプロ丸真板金工業様と金具製作のメーカーを、板金資材のプロの弊社が取り持つことで、軒先からの出寸法と上下の調整ができるオリジナルの金具が、この現場この場所のためだけにワンオフ製作できました。
水は庇の先から真下には落ちず、少し軒裏側に回り込んで落ちますので、水の動きを予測または実際に見ながら現場で軒樋の位置を決定する必要がありますので、上下前後に自在に動かせる金具がマストでした。
このように、板金屋さんのアイデアとメーカーの技術力を取り持ち、現場へお届けできるのは大変やりがいもあり、うれしいことですね。
資料提供いただいた、丸真板金工業様の連絡先はこちら
TEL:O45-5O6-O654
FAX:O45-35O-6362
※スパム防止のために0をOに置き換えています。
または、弊社でも取次ぎいたします。
https://www.feed.kk-takagi.co.jp/
Comments